micからは4人参加で、無事合流。時間が来て、ようやく開場となる。私の席は整理番号60番台で、そんなに良い席ではない。 なにより座席がフラットになっているのが気になる。はっきり言えば前が見づらいし、ステージが無いけど大丈夫か、と心配になる。

　まずはプラネタリウム番組がスタート。今回のFCイベントツアーでは、全て現地のプラネタリウムの番組が上映されている。 つまり、池袋で始まった真綾さんナレーションの番組ではなく、その開場で普段上映されているコンテンツの上映となるわけ。前日、滋賀の番組はテンションの高いコンテンツだったが 大塔の番組は、一変して地味で真面目路線。ＮＨＫのアナウンサーのような、小学校の遠足で聞いたような粛々とした番組。ぶっちゃけ地味で、 どこかから寝息というかイビキが聞こえてきたが気持ちは理解できる。時間にして正味４０分近く。ちょっと長すぎると思うんですが、いかがか。

そしていよいよ真綾さんが登場へ。　どこから登場するのかと思ったらドームの壁の一部が空いてステージが現れる。　この様子は「変形」っぽくてちょっとカッコいい。

　真綾さんはギターの方を引き連れて登場。 衣装はなんとなくアジアンな柄のノースリーブのワンピース。多分花とか植物系の柄だと思うが、ちょっと判断しかねるかな。 で、ブーツ。前日の滋賀と同じ衣装。

簡単な挨拶の後、「今日はちょっとだけ歌と書いてあったと思いますが」 と、早速歌が始まる。

まずは「ループ」。ギターしかないので必然的にアコーステックバージョンとなるわけであるが、真綾さんのアコーステックものは良い。是非アコーステックアルバムも出して貰いたい所である。

そして、プラネタリウムということで「うちゅうひこうしの歌」 これは素直に素敵。個人的には大好きな曲なので、生で聞けて大変嬉しい。

2曲終わったところで、ギター演奏者の方は退場。 正直もっと歌を聴きたい気分だが、イベントの時間も短いし仕方ないか。

　続いてトークコーナーに。喋った順番があいまいだけれど、真綾さんが昔からプラネタリウムが好きなこと、だからこそ、皆にプラネタリウムを見てもらいたくてイベントを企画したということ。（もしかして最後のまとめとして話したかもしれない）また最近の星に関係ある仕事「ドクターフー」「星矢」「リン」とかの話等・・・。

　そして、当日会場で取った アンケートを読み上げる。今回のテーマは「自分を褒めてあげたいこと」がアンケートのテーマだったが、 みんな「ここ（コスミックホール）まで頑張ってやってきました」系のが多かったらしい。そう、それぐらい不便な場所のだ（地元の方、申し訳ない）。実は私も同じようなこと書いたのに、読まれなかった、残念である。 ちなみにm.i.c.メンバーの維白君のアンケートが読まれていた。歯が浮くような内容なので、詳細は書かない。

その後プレゼント抽選に。プレゼントは３〜４人ぐらいが当選で、 隣の方が当たっていた。（フィンランド土産の）Victorって書いてあるノートに真綾さんの直筆サインが入ってました。

　最後にサプライズ。エッセイ集「ID」からの朗読と、新曲「Ｕｎｉｖｅｒｓｅ」を、プラネタリウムをバックに流してくれます。これは現在池袋のプラネタリウムで聞ける新曲。前日聞いたときも良かったけれど、2回目に聞いたときもよかった。最近の曲（脱官野以降）で言えば、トップ３に余裕で入る名曲。

最終電車が来る前に

　で、急いで帰宅・・・、と行きたいところだったが、バスは18：00までやってこない。結構寒くて暗い中、まさに「６０億の孤独」（ユニバースの一説）を感じながら、寂しくバスを待つ遠方組。正直、一人だったら泣いてたかもしれない。帰りの電車にはなんとか間に合ったが・・・。

自分の心に嘘をつかず、怖がらずに

最後ににイベント全体に関して言わせて貰うと、時間も１時間と短く、そのうち半分がプラネタリウムの番組というかなり物足りないイベントではあった。生真綾さんを見れる機会はとても貴重だとは思うけれど、もうちょっとサービスしてくれてもバチは当たらないと思うのだが＞IDS!。



前編